株式会社白水社（代表取締役社長：山口真一）は、建築及びデザイン学科の学生らによる合同作品展「unboxingーある会議室を、イメージを、創作を、内からひらく展示会」を2024年3月19日～3月22日の4日間、東京本社にて開催いたします。
展示のタイトル「unboxing」には、箱を開封するように、作品を通じて学生たちの思考や創造を解放すること、そして普段オフィスとして使われている白水社の地下1階を展示空間に変え、街へ開放するという想いが込められています。
本展示会は、学生とのコラボレーションにより実現しました。展示用の制作物には、弊社の協力会社である木工場から排出された廃材を活用しています。
20日（木・祝）には、MARU。architecture高野洋平氏・森田祥子氏、漫画家・建築家座二郎氏をお招きしたゲストクリティークに加え、白水社オフィス内を案内するオフィスツアーを開催いたします。（詳細はアートプロジェクト概要を確認ください。）
白水社は、未来を担う人々と空間創造文化の発信を行い、兜町の街の新しい魅力づくりに挑戦し続けて参ります。
◯大内田光
2000年生まれ。修了制作「self-shaping design」では製造プロセスにおける木材の含水率を管理することで、木造建築物の形態が自己生成し得る建築の可能性を検証した。2023年にベルリン芸術大学院建築科へ留学。現在、多摩美術大学大学院 犬飼研究室に在籍。JIA全国卒業設計コンクール銀賞、グッドデザイン賞ニューホープ入選。
◯小原美春
1999年生まれ。2022-2023年にフランス国立パリ・ラ・ヴィレット建築大学へ留学。修士設計「〈まじめすぎない〉農耕をめざして」では、動物倫理と食の安全保障の両立を目指し、養豚場の設計に取り組んだ。人とブタが都市を共にする新たなあり方を模索している。早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻、小林恵吾研究室在籍。
◯葛谷寧鵬
2000年生まれ。建築が生まれる以前の人間集合を研究して、世界を捉え直す試みをしている。修士では、物質、時間、空間を一体の概念として捉える「ところ」から建築を再構築することで、失った人間性を取り戻す空間作用が生まれることを発見した。最近、あらゆる事に共同して面白くしていきたいと思っているところ。2021-23年滋賀県立大学環境建築デザイン学科、芦澤竜一研究室、2023-25年横浜国立大学大学院建築都市スクール、Y-GSA在籍。
◯佐藤奈々恵
2000年生まれ。修士計画「送電線下のユートピア」では、送電線という人間の生活空間を配慮しない街を横断する線の下で起こる時に互いに意図していない無意識の繋がりに着目した。基幹的・合理的な線がもたらす見えない境界を顕在化させることで、その場所の日常に根付く誰かのためのユートピアを目指した。早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻、古谷誠章+田中智之研究室、高複合・高密度都市研究ゼミ在籍。
◯芝麻由香
2000年生まれ。修士設計「〈すみだまり〉の展望台」では指先から都市の眺望まで様々なスケールを一貫した〈すみだまり〉で表現した。モダンバレエ・絵・建築など身近な表現を統合し、記譜法開発や什器制作等、身体に響く多角的な空間表現を模索している。2022年赤れんが卒計コンクール・JIA東京都卒計コンクールにて審査員賞。早稲田大学創造理工学研究科建築学専攻、吉村靖孝研究室在籍。
主 催 ：株式会社白水社
アーティスト：大内田光 小原美春 葛谷寧鵬
佐藤奈々惠 芝麻由香 柴田達乃助
呉師辰 兒島朋笑
協 力 ：株式会社アンリツ工芸
展示場所 ：株式会社白水社本社内
東京都中央区日本橋兜町5-1
兜町第1平和ビルB1階
展示期間 ：2025年3月 19日（水）
20日（木・祝）
21日（金）
22日（土）
展示時間 ：11:00～17:00（20日は18時半まで）
イベント ：3月20日（木・祝）
14:30～ 白水社オフィスツアー
16:00～ ゲストクリティーク
※ゲストクリティークには、MARU。architecture高野洋平氏・森田祥子氏、漫画家・建築家座二郎氏が参加されます。
※白水社オフィスツアーならびにゲストクリティーク 参加希望の方は、当日受付に直接お越しください。
株式会社白水社
第1事業本部 営業推進2課 鈴木（すずき）
TEL：03-3666-9532
